【初心者向け】これさえ守ればOK!海上釣堀での暗黙のマナーについて
気候も過ごしやすく穏やかな日が続いています。
これから絶好の釣りシーズン到来ですね。
コロナ渦でアウトドアをはじめた方もたくさんいるかと思いますが、海上釣堀デビューをされた、考えている方々もいるのではないでしょうか。
今回はそんな初心者の方に向けた海上釣堀のマナーを記事にしようと思います。
私もよくはじめての方とともに海上釣堀へ一緒に行くことがあるのですが、なんとなく気合いの入っている方がいそう、未知数すぎてちょっと気が引けるという声を聞くことがあります。
10人くらいで9m四方の生簀で釣りをするので何となく遠慮しがちになるのも分かります。
そこで、最低限抑えておけばOKな暗黙のマナー2つについてご紹介します。
モーニングタイムに青物を狙わない
モーニングタイムとはスタートから朝一の最も釣れる時間帯のことをいいます。
前日から何も食べていない魚たちが餌を待っている時間帯ですので、当然魚の食いつきもよくなります。
釣人にとって、最も怖いのが1匹も釣れない「ボウズ」になること。
このゴールデンタイムに何とか1匹を釣るぞ!と意気込んでいる方もたくさんいます。
私もそうですし、一緒に行くはじめての方にもこの時間にまずは1匹釣らせてあげたいと思います。
こうした釣人のゴールデンタイムに青物を掛けてしまうと釣り上げるまでは生簀の他の人たちが糸がらみ防止のために全員竿をあげないといけなくなります。
また、青物はただでさえ強烈な引きで、やりとりが5~10分に及ぶことが通常です。加えて体に引っかかったスレ掛かりや大ブリサイズは玄人でも15分以上かかることもあります。
ですので、基本的にはゴールデンタイムに活き餌をつけた青物狙い(団子やエビに食うときもありますのでそれは仕方ないとなります。)は玄人の集まりや釣りに慣れた気心の知れた人たちの貸し切りの時以外は控えたほうがよいかと思います。
まあ、青物は狙って釣れるものではないですが、生き餌を使うと他の方との糸がらみの原因にもなりますのでやはり朝一は控えた方が無難です。
ただし、開始から30分ほど経過したり、全く反応の無い時、潮下で鯛がサッパリのときなんかは狙っても全然OKな雰囲気もありますが、まずは青物以外狙いで釣りをはじめるのが良いでしょう。
撒き餌をしない(残った餌を撒かない)
撒き餌とは魚を寄せるために針につける餌以外に餌を投入することですが、通常の撒き餌をする方はそもそも店のルールで禁止されていますのであまり見かけることはありませんが、よく見かけるのが、釣り終了1時間前や早上がりの方が全く釣れなかった時に
持ってきて余った餌を生簀の中に大量に放り込む(捨てる)方です。
他の方が釣りをしている中、餌を放り込むと他の方の餌に食いつく確率が下がってしまうので御法度。
そもそも海と生簀を汚す行為になるので余った餌はゴミ箱に捨てるか持ち帰って処分するようにしましょう。
まとめ
以上の2つの暗黙のルールについては、もちろん守る義務があるものではない(2つ目の撒き餌は厳密に言えば禁止)のですが、雰囲気から感じ取った暗黙のマナー的なやつなので、出来れば守る方がみんなで気持ち良く釣りができるかと思います。
むしろこの2つさえ気をつけておけば特に気にする必要はないかと思いますので、後は思いっきり海上釣堀を満喫するだけです。
また、基本的な禁止事項は各お店のホームページに記載されていますので確認しておきましょう。
逆に禁止事項があまり書かれていない店舗は玄人向けのお店のことも多いので初心者が釣堀を選ぶ際の一つの目安にしても良いかと思います。
以上「これさえ守ればOK!海上釣堀での暗黙のマナーについて」でした。
参考になれば幸いです。